2024.12.05
「オンライン面接で気を付けることはありますか?」採用Q&Aシリーズ
人材採用を担当するときに感じるちょっとした疑問。誰かにちょっとだけ聞きたい質問に一問一答でお答えしていくのが【採用Q&A】シリーズです。
今回のご質問は「オンライン面接で気を付けることはありますか?」です。
Q:「オンライン面接で気を付けることはありますか?」
A:自室のインテリアなどに触れるのは絶対にNGです!
コロナ禍をきっかけにオンラインで面接をする機会が非常に増えました。UIターンを希望する方やリモートワークでの雇用を希望する方も増え、遠隔地の候補者とも気軽に面接をすることができるため、一次選考などに非常に便利です。
しかし、オンライン面接のルールやマナーが応募者・面接官ともに十分に共有されていない部分もあり、オンライン特有のルール違反やマナー違反もでてきました。特に売手市場の採用市場では、せっかく応募した方との接点を大事にしたいため、オンライン面接のマナーには注意したいところです。
オンライン面接で特に気を付けたい点として挙げられるのが、インテリアや室内の様子についての言及です。自室で面接を受ける応募者が多いため、室内の様子が見えるケースが多くなりますが、応募者はプライベートをのぞき見されることに非常に不快感を覚えます。例え「素敵なお部屋ですね」といった誉め言葉であっても、部屋の様子について触れるのは避けるべきです。バーチャル背景などが設定できる場合には、事前に設定してもらうように伝えるといいでしょう。
また、リアルの面接と違って顔周辺しか見えないため「立って全身を見せてください」と要求するケースもあるようですが、これはセクハラに当たる可能性が高いので、同じく避けましょう。
逆に面接官の映り具合や背景にも配慮が必要です。画面から暗い印象を与えないように部屋を明るくする、顔が暗くならないように撮影用のライトを用意するといった、好印象を与える工夫もしてみましょう。
会社や仕事内容などの説明資料も、画面で伝わりやすいように文字が少ないスライドを用意するなど、コミュニケーションを円滑に図る取り組みもぜひしてみてください。
オンライン面接では、お互いに画面の中だけで印象を与えることになるため、話す内容や映像の映り方に注意が必要です。スムーズに進めて好印象を与えるように工夫していきましょう。
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