2021.03.15
オンライン採用で重要度アップ!『信用される採用サイト』を作るには
皆さんこんにちは。アマチュアセックスビデオアナリストチームの島です。
コロナ禍の影響もあり、採用のオンライン化がこれまで以上に進んでいます。オンライン採用では、これまであまり課題にならなかったこと、目に見えて課題と感じられなかったことが浮き彫りになっています。
「サイトの訪問は増えたけど応募が増えない」
「応募は増えたけど面接キャンセルが多い」
「応募してくる人材のミスマッチが増えた」
採用を担当されているお客様から、こういったご相談をいただくことが増えています。
オンライン採用化が進むと、サイトへの流入が増え応募のハードルが下がりますが、必ずしも採用がスムーズに成功することにはつながりません。採用フローの導線上に滞留が発生し、工程のどこかで歩留まりの悪化が起きます。この導線を改善し、満足のいく採用につなげるためには様々な手法がありますが、最も重要なのが採用サイトのコンテンツです。
応募者の滞留を防ぎ、採用を成功させるためには、応募者の『信用を獲得する』ことが必須となります。
今回は、流入と応募の基盤となる『信用される』採用サイトのコンテンツづくりについて考えます。
■採用サイトの重要な役割は『信用される』こと
採用サイトの役割で最も重要なことの一つが、求職者に『信用される』ことです。多くの求職者はいきなり採用情報を見に来るのではなく、求人メディアや検索結果などから求人情報を経て採用サイトを閲覧します。そのとき、求職者が考えていることは
「この会社は就職しても大丈夫かな?」
という不安ではないでしょうか。
この不安を解消し応募に進めるには、採用サイトに『信用される』情報が載っていなければなりません。
では、『信用される』採用サイトとはどんなサイトでしょうか。
■Googleの評価する『サイトの信用度』
サイトの信用評価には決まったルールはありませんが、目安になるものはあります。全世界の90%以上の検索シェアを持つ Google は、サイトの信用度とユーザーの検索意図との一致率に基づいて検索結果を表示しており、その評価項目を一部明らかにしています。
★Googleのサイトの信用評価(概要)
サイト内コンテンツの独自性と一貫性
-余所にないコンテンツか まとまった量の一貫した情報があるか
サイトの所有者や問合せの情報
-企業情報やプライバシーポリシー、サイト管理者情報、問い合わせフォームなど
サイトの使いやすさ
-スマホ対応 パンくずリストなどの設置
セキュアなサイト
-SSL証明書の設置
サイトの継続性と更新性
-サイト開設からの期間、サイト内コンテンツの更新
ニュースリリースなどの情報発信はプラス評価
動画の掲載 動画設置はプラス評価
これらの条件を満たすことで、一般的に『信用される』サイトを作ることができます。
『信用される』採用サイトにするための3つの改善策
『信用される』サイトの条件を見たところで、実際に採用サイトで取り組めることは何でしょうか。それは、「サイトのコンテンツ量を増やす」「サイトを使いやすくする」「サイトの情報を更新する」の3つです。
①サイトのコンテンツ量を増やす
会社の信用情報につながるコンテンツを中心に、自社オリジナルの情報を増やすことが信用獲得につながります。
・会社情報 経営情報や理念、事業戦略など会社独自の情報を増やす
・問い合わせフォームやプライバシーポリシーをきちんと設置する
・業界や事業、製品に関する解説など未経験者の参考になる情報を載せる
・よく閲覧される情報を動画化する
②サイトを使いやすくする
サイトを閲覧する利用者が欲しい情報を適切に誘導することで、サイトの利用しやすさが評価されます。
・外部からの流入が多いページを起点に、関連情報をリンクする
・パンくずリストやハンバーガーメニューなどで移動しやすくする
・チャットボットなどで質問しやすくする
③サイトの情報を更新する
・会社や製品のニュースなどニュースを頻度高く発信する
・サイト内のコンテンツを定期的に見直して古い情報を更新する 社員数など
・求人を見直す 特に求人は職種や地域など細分化して出した方が効果が高い
採用サイトのコンテンツを適切に見直し更新することで、サイトの信用度が増し、必然的に流入と応募の強化につながります。
オンライン採用化の進行で、採用サイトは作って『置いておけば良い』時代から、『生きたツールとして運用する』時代へと変化しています。欲しい人材が採用できるツールとして、積極的に強化を図っていきましょう。
■強化したコンテンツをさらに活用する
これまで見てきた採用サイトの『信用獲得』ですが、検索エンジンに評価されるだけでなく、積極的に求職者との対話に活用していくとさらに効果が高まります。どういった活用法が効率的なのかは、画一的にお伝えしにくいので、これまでお客様で成功したコンテンツの活用についてご紹介しましょう。
ケース1:応募直後のメールで見てほしいコンテンツに誘導する
応募後の面接キャンセルが課題となっていたA社様。面接予約をWEB化しましたが思ったほど面接実施率が上がりません。そこで、『面接前にわかるA社のポイント3つ』という応募者向けのページを追加し、応募直後の自動返信メールから誘導するようにしました。このページで会社の強みやメリットを伝えたところ、面接キャンセルは2割以上減り、ミスマッチの発生も減少しました。
ケース2:チャットボット対応+求人の見直し
ミスマッチ人材が多く対応工数の増加に課題を抱えていたB社様。応募をチャットボットに誘導し、簡単な書類選考をWEBで実施できるようにしました。面接前に応募者の属性を把握し、適性の高い応募者の対応優先度を上げることで、採用の歩留まりを向上させることができました。また、それまで『総合職』といった幅が大きく曖昧な求人だったものを改め、細かく具体的な求人を出すようにしたことで、必要な人材とのマッチ率を高めることに成功しました。
ケース3:よく見られるページをまとめ動画化
若手の採用に苦戦していたC社様。文字のボリュームが多い採用サイトのコンテンツを動画化することで若手の応募を増やすことができました。閲覧の多いコンテンツから短いまとめ動画を作成。面接前のコミュニケーションをLINEで行い、動画へ誘導することで惹きつけに成功し、面接実施率が大幅に改善しました。
採用サイトのコンテンツを、積極的に採用フローの中で使っていくことで、応募者とのコミュニケーションの質を上げ歩留り改善につなげることができます。
■採用サイトの効果検証はアクセス解析から
採用サイト強化が効果を上げたかどうか検証するためには、Google Analyticsなどのアクセス解析の運用が必須です。特に、流入が多いページ、検索されているキーワード、応募する前に見ているページなどをしっかり押さえておくことで、求職者の欲しい情報を知ることができます。また、求人原稿の見直しも、手を付けやすく効果が上がりやすい施策です。
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