COLUMN 採用お役立ちコラム

2020.12.18

採用市況感レポート2020年10月(厚生労働省調査データから)

皆さんこんにちは。アマチュアセックスビデオアナリストチームです。
2020年9月分の毎月勤労統計調査が、12月8日に公表されました。こちらに基づいて2020年10月分の採用市況感レポートをお届けします。

皆さんこんにちは。アマチュアセックスビデオアナリストチームです。
2020年10月分の毎月勤労統計調査が、12月8日に公表されました。こちらに基づいて2020年10月分の採用市況感レポートをお届けします。

■有効求人倍率及び新規有効求人数の動き(2020年11月30日データ)

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(厚生労働省 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)より)

コロナの影響を受けた有効求人倍率は、10月は1.04となりました。9月の1.03から0.1改善しており、横ばいから若干の回復を見せています。しかし、11月にはコロナ第3波の感染再拡大がはじまっており、引き続き横ばい傾向が続くと思われます。

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新規有効求人数推移(季節調整値)は横ばい、若干の下降となっており、夏以降の採用需要は一時落ち着いた様子となっています。

■毎月勤労統計調査速報2020年10月(2020年12月8日データ)

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(厚生労働省 毎月勤労統計調査令和2年10月速報値より)

2020年10月毎月勤労統計調査速報で、入職の大きな伸びがあったのは先月に引き続き「建設業」「不動産・物品賃貸業」「飲食・サービス業」「教育、学習支援業」「医療、福祉」でした。建設業と飲食サービス業、医療福祉に関しては入職が大きく伸びており、コロナ前に近い人材需要に戻りつつあります。

建設業は、コロナに伴う工事需要の一時停止が回復し、国土強靭化事業を中心とした官公需要は継続していることから、今後じわじわと採用難度が上がっていくことと予想されます。

飲食サービス業は、コロナによる落ち込みから一時的に小康状態となっていますが、第3波の影響により今後も断続的に需要の上昇下降が予想されます。一方で、就業者からは敬遠されがちという面もあり、採用難度は決して低くないと考えられます。

医療福祉については、福祉サービスの再開や医療を支える様々な人材のひっ迫もあり、人材ニーズは今後高まってくるものと思われます。

■トピックス 自動車業界の動向

雇用統計データでは見て取れない部分にも変化が出ています。
今回は、当社でキャッチアップした自動車業界の動向についても触れます。

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(図:天職市場「ten-shoku NEWS vol.10」 データ:自動車メーカー各社発表値から)

自動車業界の10月の国内生産台数はおおむね前年を上回る実績値に回復しています。
これに伴いメーカー以外の自動車産業でも採用が増加しており、求人数の増加も見られます。
表向きの数値に変化が現れない製造業ですが、製造業の中での人材流動が起きていると考えられえます。

■まとめ

統計データからは、採用ニーズの低下は完全に底を打ったとみられます。今後コロナ第3波の影響からどれだけ早く回復してくるか、注視が必要です。
建設業や医療福祉など、社会インフラとしてのニーズが継続的に続く業種では、コロナの影響があっても人材ニーズは回復を続けると思われます。また、回復してきた製造業についても、コロナの影響を受けつつ長期トレンドでは求人増の傾向にあります。
同業種内や他業種からの人材移動などを見込んでも、「採用しやすい」時期はそれほど長く続かず、今のうちに必要な人材をしっかり採用できる施策を検討する必要があります。

※採用市況感レポートは、統計数値をもとに分析した内容を月一回お届けします。